2013年2月から文科省の主導で始まった第三者検証委員会。
その人選には疑問点が多くあります。
2012年11月に設立の説明会があったのですが、委員の名簿が示されたのは前日の午後。
遺族は検討する術も時間もありませんでした。
学校事故の検証なのに、学校関係者が不在。その一方で弁護士が3名も入っています。
さらに、説明会の中で、事務局トップの社会安全研究所の首藤由紀所長と、
検証委員の首藤伸夫東北大名誉教授が親子であることが明らかにされました。
この手の委員会を組織する際、血縁関係はまず避けるべきです。
文科省は「たまたま親子だった」と説明しましたが、だとすれば辞退するのが普通ではないでしょうか。
実際、検証の中で、明らかに弊害となっていましたし、伸夫氏は欠席が目立ちました。
文科省は「たまたま親子だった」と説明しましたが、だとすれば辞退するのが普通ではないでしょうか。
実際、検証の中で、明らかに弊害となっていましたし、伸夫氏は欠席が目立ちました。
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2018.4.20河北新報 |