ありました。
宮城・岩手は「2003年から30年以内に99%の確率で巨大な地震・津波」という想定を受け、各学校にその対策を講じるよう、市・県から通達がありました。
だから大川小学校にも津波避難マニュアルはありました。
津波の場合は「近隣の空き地・公園」に避難と明記されています。
ところが近隣にはそれらしき空き地も公園もありません。
マニュアルはあり、教育委員会に提出してありました。
でも、それは実体のないマニュアルでした。あの日の避難の遅れに直結したと言えます。
同じような学校は少なくありません。津波が来なかったので助かっただけです。
マニュアルがあったかどうか、というより何のためにマニュアルが必要なのか
防災に限らず見直す必要があります。