大津波警報は校庭にいるすべての人に伝わっていました。
遅くても3時前後には、ここまで津波がくるだろうという情報がありました。津波が来たことのない地区で、大丈夫という意見もたしかにありましたが、早い段階で裏山への避難を進言した子ども、教員、地区の人、迎えに来た保護者がいます。ラジオも盛んに大津波警報、高台への避難を連呼していました。ラジオは校庭の指揮台の上にありました。
スクールバスには、会社から「津波が来る、子供を乗せて峠に逃げろ」という連絡が入り、すぐ出られるように方向転換をしていましたが、待機が続き、バスも運転手さんも津波に飲まれました。
3時25分頃に市広報車高台避難を呼びかけ釜谷を通過しています。