遺構整備工事が始まりました

間もなく震災遺構整備工事が本格的になります。
9年前に、瓦礫を撤去した後は、そのままの状態でしたが、
全国の多くの方が清掃し、花を植え、きれいな状態を保つことが出来ました。

工事が始まる前の動画です。校門~昇降口付近
この部分の動画です 大川伝承の会Facebookより
学校のある釜谷地区は大川の中心。商店や郵便局、診療所、かつては旧河北町役場の支所がありました。
津波で残った校門が、自然に祭壇のようになりましたが、道路のすぐ側で作業車の通行も多く、危険なので移動しました。現在は昇降口の前にあります。整備後は元の場所に戻すことになっています。
4月、校舎の周りは桜がきれいでした。 いつかの年の桜

※なお、工事期間中は立ち入り範囲は制限されますが、見学・伝承活動には配慮していただけることになっています。(もちろん、現在はなかなか足を運べませんが) 
2020年4月17日河北新報、毎日新聞より

それにしても、ちょうど自粛期間に合わせるようなタイミングで工事が始まりました。
誰かがちゃんと調整してくれているような気がします。
学校前の県道は迂回するようになっている