10年目の校庭で

 
宮城県内の新任校長研修会が大川小学校で行われ、案内を担当しました。
「校長先生は昨日、大川小に行ってきました」と学校で子どもたちや先生に話してくださいとお願いしました。
明日、宮城県内の少なくとも90校で校長先生が大川小の話をしてくれます。
そこからが始まりです。研修が目的ではありません。

初めての研修ということで報道の取材もたくさんありました。
10年目で初めてこの場が設けられたことと、50分間動かなかったあの日の校庭は、同じ構図のようにも思えます。

教師が、シンプルに、丁寧に命に向き合うこと、それが十分に出来ていない状況があるのであれば、どうか変えてほしいと願います。

あ、校長先生がズラッと並んでるぞ

風の音や工事の音に紛れて、ひそひそ話が聞こえてきます。

20201105朝日新聞