大川の先生

大川小学校の子どもたちと90分授業をしてきました。

中学二年の時に「教師になりたい」と作文に書きました。
青春ドラマに出てくるような担任の先生にあこがれました。
自分も大川の先生になって、大川で青春ドラマをやりたかった。

震災後、あっという間に大川中が閉校になり、
私も学校を飛び出しました。
今回、大川小の先生から声をかけていただいたとき、
「大川の先生になりたい」という夢を思い出しました。
忘れていました。

あの90分間、私は「大川の先生」でした。
こんな風にして叶う夢もあるんですね。
あちこちさまよってきたようで、実はこんな所に道は続いていたのかと。
先生方、子どもたちに感謝です。

震災後、仮設校舎で授業を続けてきた大川小学校は、3月でその歴史を閉じます。
子どもたちの胸を張る姿、まっすぐなまなざし。
どこよりも「ふるさと」と「命」を学んできた学校です。
私も、大川に生まれ育ったことを誇りに思います。

ここから続く道もあるのでしょうね🙂

閉塞感を感じることはまだまだ多いけど、
それはいつか開く扉かもしれない。改めてそう思います。

「野に咲く花のように」をみんなで歌いました♪