遠くへ未来へ


7月18日に石巻市の震災遺構として公開になり、
工事中は入れなかった校庭をたくさんの人が歩いて見学しています。

久しぶりに訪れた方の「きれいに整備されたね」という声をたくさん聞きます。
一方で、校舎のメンテナンスを心配する声もあります。しばらく見ないうちに校舎内の床や天井がめくれるなど、だいぶ痛んできた様子が分かります。

野外ステージの壁画もこんな感じです。
整備が進んだのは周辺で、校舎には手をつけていません。
ありのままを伝える「存置保存」というのだそうですが、
それは「ほったらかし」ではないはずです。
ありのままを伝えるためのメンテナンスは絶対必要です。

時間が経つほど技術的にも難しくなります。早めの対応を再三お願いしています。(お願いされて取り組むことではありませんが)

遠くへ 未来へ届くように。